2026/05/23
2026年のビーチバレーシーズンが開幕した。
ジャパンビーチバレーボールツアー第1戦名古屋大会は予選・碧南ラウンド、本戦・tonarinoラウンドの2週にわたって行われ、「第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)」の日本代表選手選考会として位置付けられている。5月23日、24日の碧南ラウンドの会場となった「碧南緑地ビーチコート」は衣浦工場のおひざ元とあって会場は赤く染まった。
男子は2回戦で、安達 龍一(ペア 黒川 魁:NTTドコモソリューションズ)vs水町 泰杜/黒澤 孝太のトヨタ対決を迎えた。
このペアの対戦は昨年8月の「ビーチバレージャパン JVA第39回全日本ビーチバレーボール選手権大会」準決勝でのフルセットの末に水町・黒澤が勝利した死闘が記憶に新しい。
安達は冬場にアメリカで一人武者修行を経験し成長を自信にコートに立った。
水町はSVリーグから休むまもなく参戦、黒澤はトヨタに入社して初の大舞台。
ピリピリした空気に包まれた試合を打ち破ったのは、水町/黒澤だった。
1回戦は武器であるサーブが不発だった水町だが、この日は風を味方につけ安達/黒川を翻弄。
第1セットは水町/黒澤が先取。第2セットは「海外で習得してきた新しい技術も出せた場面もあった」という安達が本領を発揮し始め試合は一進一退。デュースへともつれ込んだが最後は水町のジャンプサーブが相手コートに鋭く突き刺さり勝負を決めた。
「風も強かったのでパス、トスのつなぎの部分で苦戦したが、スパイクやサーブを打つところまで持っていけば勝機はあると思っていた」と水町。黒澤も「練習時間がない中で挑むのは元々覚悟していたこと。序盤たとえ動きが悪くても泰杜さんは巻き返してくれると信じていた」と堂々したプレーで大一番を制した。
敗れた安達は「勝ちたい気持ちが前のめりすぎて普段しないようなミスが序盤に出てしまった。シーズンはこれからなので切り替えて次に向かっていきたい」と必死に前を向いた。
女子で本戦出場を決めたのは、秋重 若菜(ペア 中川知香:ハウスコム)。
「自分が狙われてしんどい時、衣浦応援団の応援が背中を押してくれて心強かった」という秋重は、大事な場面で力強いスイングを幾度も見せた。「小さい大会で入賞できるようになって少しずつ自分の強みもわかってきた。来週の相手は日本のトップチームだけれど、実力を出し切れるよう思い切ってプレーしていきたい」と自信をのぞかせていた。
その一方で敗退し、悔しさをにじませた者たちもいる。
フルセットで惜敗したマルキ ナシムは、「会場特有の風に対して相手のほうがサーブで活かすなど一枚上手だったと思う。勝負所で1点、2点が取れなかった。ホームで勝てなくて悔しい」と言葉を絞り出した。
山田 紗也香/森 愛唯は、負けはしたもの第2セットはシード上位チームに善戦して見せた。「自分の力をどこまで出せるか、だと考えていた。従業員の方々から試合中、応援の声が聞こえてきた」と森。山田も「自分が引っ張られる立場から引っ張る立場になった。今回の経験を活かして次は勝ちにつながるように、成長した部分を見せたい」と力強く述べた。
昨年出産し産後復帰した溝江明香は、あと一歩のところで敗退。少しずつフィジカルも上がり、納得いくプレーも増えてきている。「緊迫するような大会で勝つ自信はあっただけに負けて悔しい。トヨタのホームであるコートに立って、本当にありがたい環境で試合ができたのはうれしかった」と感謝の意を述べた。
「第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)」のビーチバレーボール競技が開催されるのは、この碧南緑地ビーチコート。
その大会で表彰台にあがることこそが、ビーチバレーボール部が発足した時から掲げてきた目標のひとつ。
来週のtonarinoラウンドではその目標に向けて絶対に負けられない戦いが待っている。

水町選手、黒澤選手、秋重選手は、来週開催されるtonarinoラウンド(本戦)への出場が決定しました!
☆水町/黒澤
5/30(土) 1回戦 14:30~vs 清水/勝岡
5/31(日)準決勝 11:00~ 決勝 14:00~
☆秋重
5/30(土) 1回戦 10:45~vs 柴/村上
5/31(日)準決勝 10:00~ 決勝 13:00~
・試合会場:名城公園tonarino







































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