2022年2月6日（日）大分県に於いて、第70回別府大分毎日マラソンが開催され、西山雄介選手が出場しました。今大会が初マラソンとなった西山選手、スタートからペースメーカーが先導する集団の中で、中間点を1時間03分39秒で通過しました。ペースメーカーが外れる30地点には、集団は10名程となりました。レースが動き始めたのは34k付近、トヨタ自動車九州の藤曲選手がペースを上げると、35k地点で先頭争いは西山選手を含む7名にまで絞られました。36k過ぎ、初マラソンの安川電機・古賀選手が仕掛けました。一旦リードを許す展開になりましたが、旭化成・鎧坂選手と前を追い、39k付近で再び先頭に追い付きました。いよいよ勝負所となった40k過ぎ、3名の先頭争いの中、西山選手が渾身のスパートを仕掛けました。強い向かい風をものともせず、グングンスピードに乗りリードを広げると、追いすがる鎧坂選手を振り切り、2時間07分47秒の大会新記録で歓喜のゴールテープを切りました。西山選手はMGC出場件を獲得しただけでなく、オレゴン世界陸上の派遣設定記録も突破、代表候補に名乗りを上げました。

≪西山選手のコメント≫

「初マラソンで優勝することが出来ました。課題やこれから成長していかないといけない点をしっかり見つめなおし、もう一度取り組んでいきます。また、MGCの出場権獲得、オレゴン世界陸上の派遣設定記録も突破出来たので、世界を見据えて頑張っていきますので、これからもたくさんの応援宜しくお願いします。本日はありがとうございました。」

テレビ等でのご声援が西山選手の力となりました。本当にありがとうございました。

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