2024/05/22
パラ陸上で日本人GTTAのパリ内定第1号を目指して先陣を切ったのが、100mT47(上肢障がい)に出場したイシダンこと石田駆選手。開会式前の17日午前に予選が行われ、結果は11秒30で全体の10位。決勝に進むことはできなかった。
石田選手は「中間辺りから向かい風に押されてしまったのと、ライバル選手と横並びになって力んでしまった」と悔しがりながらも、多くの応援を受けて「緊張よりも、モチベーションが上がるなと思いました。子供たちの声が聞こえ、応援してくれているのを感じました」と振り返った。競技後のインタビューは10:53から。
出場権を左右するランキングは、放送時点で7位。パリでのメダル獲得を目指して、「残った期間も集中してやっていこうと思っています」と話していた。
夏でもメダル獲得をねらう村岡桃佳選手は、T54(車いす)の100mと800mに出場。放送直後のトヨタイムズの公式Xでも元気な姿を見せていた。
19日の800mでは、1分58秒88で4位。2位とは僅差の接戦で、惜しくもパリ出場権を獲得できなかったが、本命の100mに向けて調子を上げている。
18日に行われたT47(上肢障がい)走幅跳では、芦田創選手が6m53で11位。3回目の跳躍時点で上位8人の枠には入れなかったが、6月の日本選手権で自己ベスト(日本新)の7m15に迫る7m台を出せば、ランキング8位圏内となる。
「試合直前アップ中に右ふくらはぎを肉離れしました。調子が良かったので悔しい気持ちはありますが、その中でもできることにフォーカスして大会に挑めたので悔いはないです」と、芦田選手は試合後に語った
パリではマラソンでの活躍が期待されているT54(車いす)の鈴木朋樹選手、本大会では1500mに出場。中距離種目での飛躍も楽しみなところだ。
F46(上肢障がい)やり投の高橋峻也選手は、24日夕に競技が行われる。現在のランキングは8位と当落線上にいるだけに、60mを超えるスローで記録を伸ばしておきたい。
日本人選手たちの競技前のメッセージは24:44から。
今回クローズアップした海外のGTTAは3人。いずれもパラリンピック金メダリストで、パリ大会でも注目したい“超人”たちだ。彼らへのインタビューは19:27から。
レオ=ペッカ・タハティ選手(フィンランド)は、T54(車いす)の100mのレジェンド。「私にとって最後のパラリンピックになると思うので、試合はもちろん雰囲気も楽しみたいです」と語る。
神戸へと応援に駆けつけていたのが、過去の番組でもカメラマンとしての一面を見せた、パラアルペンスキーの森井大輝選手。後輩の村岡選手に「今シーズンのスキーの板はオーダーしたので、安心して(陸上)競技の方に臨んでもらえたら」とエールを送る。
森井選手が来場したもう1つの目的が、会場に設営された「ネオステア」の体験スペースだ。森井選手の言葉をきっかけに生まれたネオステアは、アクセルやブレーキペダルの機能をハンドルに組み込んでいる。「ブレーキのフィーリングも良くなっていて。道路で乗れるようになるのも、もうちょっとなんじゃないかなと、僕が勝手に思っているところがあるんですけど(笑)」と話す。三好キャスターによるネオステアの体験は32:54から。
森井選手は「僕がパラ競技に携わるようになって、多分一番大きな国際大会が日本で行われている。選手の動線もパラリンピック同様になってるので、本当にすごい」と感慨深そうにしていた。
「パラアスリートが競技をしている姿をたくさんの方に見てもらうことが、僕にとってもうれしいこと。ぜひ会場に足運んでいただけたら」と森井選手。日本の会場からの応援は、パリでも選手たちに大きな力を与えるはずだ。
神戸の世界パラ陸上の後半戦、そしてパリ行きをかけた最後の勝負となる日本選手権(6月8・9日、三重県伊勢市)と続くので、足を運べる人はぜひ会場から声援を送ろう!
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