2026/04/07
3シーズンぶりとなるWリーグファイナルに臨んだアンテロープス。対戦相手はレギュラーシーズン2位のデンソーアイリス。
4月5日のGAME1では、自分たちの得意とするディフェンスから走る展開を出せずに66-75で敗戦。しかし第4クォーターのスコアは25-19と終盤で追い上げをみせた。
Wリーグ ファイナルの舞台を初めて経験する選手が多く硬さが見られたアンテロープス。大神雄子ヘッドコーチは「1試合やって自分たちに足りないものを見つけたはず。まだ終わったわけじゃない。もう一回、自分たちのバスケットボールに立ち帰って全員で立ち向かおう」と選手に声をかけた。
その指揮官の言葉通り、やるべきことを再確認して臨んだGAME2では、持ち味のディフェンスから立て直しを図り、第1クォーターこそ互角ながらも、第2クォーターで突き放す展開へ。山本と安間志織のコンビプレー、岡本美優の3ポイント、オコンクウォ スーザン アマカのオフェンスリバウンドからのセカンドチャンスなど前半は33-25でリード。

後半に入っても勢いは止まらず、デンソーをペイントに侵入させないタイトなディフェンスで主導権を握り、山本、岡本、平下愛佳の3ポイントで加点。57-41の快勝で対戦成績は1勝1敗のタイに戻した。

初戦の反省を活かし、リバウンドからのトランジションゲームを展開したアンテロープス。キャプテンでエースの山本は、4本の3ポイントを含む22得点でチームを牽引。
そして何より光った持ち味のチームディフェンス。一人一人がボールマンに責任を持って守り、デンソーの得点源・髙田選手に対しては第3クォーターまで一桁得点に封じ込めた。
また、リバウンドではアマカが15本を奪取し、とくにオフェンスリバウンド8本で制空権を支配。
相手のエースとマッチアップした岡本は「髙田選手の得意なところでボールを持たせないディフェンスを心掛け、ボールを持たれてもみんながヘルプで助けてくれました」。チームディフェンスでつかんだファイナル初勝利となった。
大神HCはGAME1の反省を活かし変更したゲームプランの成功を勝因として挙げた。
「GAME1では選手たちに硬さがあって、試合前は笑顔がないような表情をしていたのですが、GAME2ではしっかりと切り替えていて、試合前のロッカールームでも『元気で明るくポジティブ』なアンテロープスらしさを取り戻していたので『これなら大丈夫』と思って試合に臨みました。
GAME1ではデンソーの髙田選手とソハナ選手らインサイド陣のシュートパーセンテージの高さに苦しんだので、そこでのゲームプラン変更を行い、それを遂行できたことこそ今シーズンの強さとなっています。
昨シーズンまで取り組んできたハビット(習慣化)は、今シーズンはゲームの中でリアクションを取れるようになり、全員が理解して遂行できる状態となっています。敗戦後の立て直しとゲームプラン遂行に価値を見いだす勝利でした。」
圧巻のパフォーマンスを発揮したキャプテン山本は「自分がエースとしてリングアタックをしたい」と強い意志を示すコメント。
「GAME1は50点台に抑えられてしまい、アンテロープスの得意の速攻が1本もありませんでした。ディフェンスからリバウンドを取って速攻で確実に2点につなげ、相手との差を広げていくのが自分たちの強みでもあるので、そこを再確認してGAME2に入りました。
自分はレギュラーシーズンではみんなに助けられたので、『自分の力で勝たせたい』という強い思いを持ってプレーオフに入りました。自分がシュートを決めてチームを乗せたいですし、自分がリングにアタックすることで、みんながついてきてくれると思っています。自分はファイナルを経験している身でもあるし、チームのエースとして、まずはリングにアタックすることを背中でしっかり見せていきたいと思います」
ディフェンスからのトランジションゲームという「自分たちらしさ」を取り戻したアンテロープス。優勝まであと2勝。激戦はまだまだ続きます。次戦は4月11日(土)。しっかりと準備を重ねてGAME3に挑みます。ぜひ会場にてアンテロープスの応援をお願いします。
4/11(土),12日(日)15:00~
4/13(月)19:00~
※3戦先勝方式のため13日は開催しない可能性があります
試合会場:京王アリーナTOKYO(東京・調布)
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