2024/08/30
この度、新体操の竹中七海選手が、本日をもって現役を引退することとなりましたので、お知らせいたします。
竹中選手へのこれまでのご支援・ご声援に対し、心より御礼申し上げます。
・生年月日:1998年12月2日生(25歳)
・出身地:愛知県名古屋市
・経歴:名古屋経済大学市邨高等学校〜日本女子体育大学〜トヨタ自動車
・主な代表歴:
東京2020オリンピック 団体総合8位
世界新体操選手権大会
(2017年)
団体総合3位
種目別フープ3位
種目別ボールロープ2位
(2019年)
団体総合2位
種目別ボール1位
種目別フープクラブ2位︎
ワールドカップ
(2019年)W杯バクー大会
団体総合1位
(2024年)W杯バクー大会
種目別フープ1位
種目別リボンボール1位
この度 私、竹中七海は、新体操競技から引退することをご報告させていただきます。
これまで、沢山の応援をありがとうございました。
練習生として中学2年生から、正メンバーとして高校1年生から約10年間、新体操日本代表フェアリージャパンPOLA団体メンバーとして活動をさせていただき、国際大会をはじめ世界選手権、東京2020オリンピックなど、数多くの貴重な経験をさせていただきました。
憧れだったフェアリージャパンPOLAのメンバーになり、初めて迎えたリオ2016オリンピックでのリザーブ経験、腰の怪我でリハビリをした1年間、東京2020オリンピック、目指したパリ2024オリンピックも含め、競技人生において大変充実していたと思いつつも、悔しい経験の方が深く記憶に残っています。それでも目標達成に向けて、前を向いて全力で突き進んでこられたのは、間違いなく多くの方々の温かいサポート、応援があったからです。未熟者の私をこれまで支えてくださった全ての皆様に、感謝申し上げます。
「オリンピックに出て金メダルを獲る」という大きな目標を達成できないまま、引退することに悔しさももちろんあります。ただ、ここに来るまでに経験させていただき、乗り越えてきた全てが、私にとっての宝物だと感じております。
最後の国際大会となったパリ2024オリンピック予選のアジア選手権では、目指していた結果に届かず悔しいの言葉だけでは足りませんでした。けれど、 ”自分たちのベストの演技を踊りきれたこと"それ自体が本当に幸せでした。また、ここまで積んできた練習自体に悔いはありません。
今後については、所属であるトヨタ自動車にて社業をしつつ、新体操・スポーツの魅力を多くの方にお届けできるよう取り組んで参ります。そして、まだ今年中の演技会、エキシビション等にはガーラ作品にて、出演をさせていただく予定です。演技会では、これまでの感謝の気持ちを演技でお届けできるよう、精一杯頑張ります。
改めて、これまで多くの応援、サポートをありがとうございました。
また皆様に、新たな形で恩返しできるよう、今後も挑戦していきたいと思います。
新体操
,竹中七海