2025/09/24

アジア最大のスポーツの祭典まであと1年、完成迫る新競技場に潜入!


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9月19日のトヨタイムズスポーツは、1年後に愛知・名古屋で開催される第20回アジア競技大会と第5回アジアパラ競技大会を特集した。

大会の特徴や魅力、注目の9競技や期待される選手などを紹介。建設中のメイン競技場からも、着々と進む準備の模様を生中継でお届け。

アジア最大のスポーツの祭典を、誰よりも早く盛り上げよう!

オリンピックにない競技やMVPの制度も


4年に1回開催される両大会には、45の国と地域から、合計で最大1万9000人の選手が出場する予定。アジア競技大会は日本で32年ぶりとなり、アジアパラ競技大会は国内初開催となる。放送された9月19日はちょうどアジア競技大会の開幕日にあたる。

競技数は、パリ2024オリンピックで実施された32競技に、野球やソフトボールなどを加えた41競技。アジアパラ競技大会と合わせて59競技が愛知県を中心に行われる。

オリンピックにはないもう一つの特徴が、最も活躍した選手を表彰するMVPの選出制度。過去7大会で行われ、そのうち4回は北島康介さんや池江璃花子選手ら日本選手が獲得。愛知・名古屋2026大会でも日本選手、トヨタアスリートがMVPに選出される活躍を期待したい。

スタジオゲストの寺尾悟さんは、ショートトラック選手として冬季大会に4回出場して6個のメダルを獲得。現役引退後も国際連盟の技術代表として関わり、「非常にレベルの高い大会で、すごく緊張しました。同じ冬季のアスリートとの交流の場としてもすごく思い出深い」と振り返っていた。

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トヨタイムズスポーツで大会の映像を配信!


トヨタ自動車は両大会の開催に向けて、最上位であるプレステージパートナーとしてパートナーシップ契約を締結。さまざまなサポートを通じて、地域と従業員が一体となって大会を盛り上げていく。

そして、トヨタイムズスポーツで大会映像を配信する権利も取得!映像を使いながらアスリートの活躍をお届けするほか、開催前からさまざまな情報を発信していく予定で、今回の放送がキックオフとなった。

注目の9競技を紹介


今回は注目される9つの競技を、前回大会の映像などと共に紹介した。各競技の放送時間と、前回活躍したトヨタアスリート(敬称略)は以下の通り。

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[1]野球(17:57~)嘉陽宗一郎、渕上佳輝、北村祥治、佐竹功年

[2]パラバドミントン(26:23~)梶原大暉

[3]パラ水泳(28:21~)南井瑛翔

[4]7人制ラグビー(29:50~)谷中樹平

[5]陸上(37:04~)田澤廉

[6]パラ陸上(37:28~)石田駆、石山大輝、高橋峻也

[7]ソフトボール(43:41~)石川恭子、切石結女

[8]車いすテニス(46:18~)三木拓也

[9]卓球(48:05~)張本智和

これ以外にもメダルを期待される種目はあるが、今後の放送で紹介していく予定だ。

リニューアル中のメイン会場に潜入


開会式や陸上競技などが行われる名古屋市瑞穂公園陸上競技場は、来年3月の完成に向けて現在はリニューアル中。野球場やラグビー場もこの周辺一帯にあり、トヨタアスリートにとってはなじみ深い場所だ。

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工事中の現場から中継で登場したのは、ヘルメット姿の森田京之介キャスター。2014年の大会で100m・200m・400mリレーの3冠に輝いた佐藤圭太さん、野球で3大会連続のメダルを獲得した佐竹功年さんと一緒に、全容を現しつつあるスタジアムを見学して回った。

見どころの1つが、スタンド正面に位置する特別席。GRヤリスと同じシートが使われており、ゆったりと座って競技を観戦することができる。

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スタジアムの室内のコンコースには、陸上のトラックと同じタータン(合成ゴムの舗装材)が張られており、競技がない日は一般の利用者もランニングすることが可能。佐藤さんは「ギソクの図書館に使えそうですね」と話していた。

愛知・名古屋2026大会への出場が有望視されている7人制ラグビーの中野剛通選手と、パラ陸上の石田駆選手も、スタジアムの見学に途中から合流。フィールドに立って、どの選手たちよりも早く大会の雰囲気を味わった。森田キャスターからの無茶ぶりを受けて、トライや金メダルの瞬間の予行演習もバッチリだ。

中野剛通、石田駆らが大会への抱負を語る


大会に向けて、中野選手は「(競技場が)大きくてすごい。盛り上がりを感じて、楽しみでしかないですね」と語る。前回は100mで悔しい銀メダルだった石田選手が目指すのは、もちろん地元開催での金メダル。「スタジアム型の競技場は風がぐるぐる回りやすく、大歓声の盛り上がりと追い風によって、記録も期待できるスタジアムになるのでは」と話していた。

パラバドミントンで前回はシングルス金メダルの梶原大暉選手からは、「皆様の心を動かせるようなプレーをし、シングルス・ダブルスで優勝することはもちろん、パラバドミントンをたくさんの方に知ってもらえる大会にしたいと思います」とメッセージのVTRが披露された。ソフトボールの切石結女選手からも「7連覇という偉業を愛知県で成し遂げ、この大会を盛り上げていきたい」とのコメントが寄せられた。

番組も1年後に向けて着々と準備


大会のアスリート委員でもある佐竹さんは「初めてアジア大会で選手村を持たずにやるという、チャレンジングな大会になると思います。大成功に導きたいと思いますので、そのためには皆さんの応援も絶対に必要です。ぜひたくさん来てください」とアピールしていた。

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放送中にはパラ陸上の石山大輝選手が「ガッツポーズ考えとこ」と生コメント、番組でも竹中七海アスリートキャスターが3週連続でスタジオMCを務めるなど、競技する側も伝える側も1年後に向けて着々と準備を進めている。

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愛知・名古屋2026大会が最高潮の状態で迎えられるように、1年かけて応援などで一緒に盛り上げていこう!

毎週金曜日11:50からYouTubeで生配信しているトヨタイムズスポーツ。次回(2025年9月26日)は、初めて相撲を特集する。トヨタの一般部にある相撲部を、元横綱の白鵬さんが訪問。交流の模様や、女性部員とのガチンコの取り組み(?)などをお送りする。ぜひ、お見逃しなく!

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