2026/07/14

【GAME REPORT】ジャパンビーチバレーボールツアー第5戦グランドスラム 横浜赤レンガ倉庫大会


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水町/黒澤、崖っぷちからの逆転劇 無敗の3冠達成


7月11日(土)、12日(日)に開催された「ジャパンビーチバレーボールツアー第5戦グランドスラム 横浜赤レンガ倉庫大会」。

横浜を代表する観光地での開催とあって、会場は多くの観客で埋め尽くされ、熱気に包まれた。


2026年のジャパンツアーは、第1戦、第2戦を水町泰杜/黒澤孝太が連覇。第3戦ではマルキナシムが優勝を飾り、今大会もトヨタ勢の活躍に期待がかかっていた。

※第4戦は台風のため中止

トヨタ対決!激闘のセミファイナル


セミファイナルは、水町/黒澤とマルキ/詫間(中部土木)が対戦。

今シーズンのジャパンツアーを制してきた王者たちが、セミファイナルで激突した。


先手を取ったのは水町/黒澤。


「ブロックの形がすごくよくて、何本も止められるボールがあった」と水町が振り返るように、マルキの前に黒澤の高いブロックが立ちはだかった。

プレッシャーを受けたマルキ/詫間にミスが出始めると、水町/黒澤は容赦なく得点差を広げていく。


21-11。


王者の強さを見せつけ、第1セットを先取。

このまま一気に試合を決めるかと思われた。


しかし、第2セット。

マルキ/詫間が反撃の狼煙を上げる。

「迷いなくプレーができている」

自信を取り戻したマルキが、第1セットの借りを返すかのように、水町の強烈なスパイクをブロックで封じ込めていく。

20-20。

勝負がデュースにもつれ込んでも、マルキの力強いプレーは揺るがなかった。

22-20。

マルキが水町/黒澤から、今シーズンどのチームも成し遂げていなかったセット奪取。


絶対王者を追い詰めた。

「チームの状態もいい。気持ちを入れてプレーできている」


マルキの言葉どおり、第3セットに入ってもその勢いは止まらない。

15点で決着する最終セットで、9-4の5点差。


水町/黒澤、崖っぷち。

敗戦が頭をよぎる状況だった。


それでも、黒澤は隣に立つ水町の姿を見ていた。

「泰杜さんがしんどそうな姿を見て、声を出して、自分ができることをやろうと思った」

黒澤が奮起する。

ブロックポイントをきっかけに、怒涛の連続得点。

一気に流れを引き寄せ、9-9。


ついに追いつき、流れは完全に変わった。

息を吹き返した水町/黒澤が、さらにプレッシャーをかけていく。

両者一歩も引かない、一進一退の攻防。

最後はマルキの攻撃がラインを割った。


絶体絶命の5点差をひっくり返し、水町/黒澤がファイナル進出。

苦境に立った強さを見せつけた。

過酷な連戦を乗り越え無敗の3冠


決勝の相手は、第1戦、第2戦でも決勝で顔を合わせた石島雄介/立谷純太郎。


照りつける太陽。

まとわりつくような湿気。

そして、激闘の準決勝から続く連戦。


過酷な環境の中、選手たちの疲労はピークに達していた。


それでも、水町/黒澤は崩れなかった。

接戦となった第1セットを21-19で奪うと、第2セットは石島/立谷に主導権を渡さず、21-16。

ストレート勝利で、今シーズン 無敗の3冠を成し遂げた。


戦いを終えた黒澤は

「体力的にもメンタル面でも厳しかった。そんな難しい状況で勝ち切れたのは大きかった」


と、安堵の表情を浮かべた。


準決勝の時点ですでに足が動かなかったという水町も、確かな手応えを口にした。

「世界で勝つために、新しいことに挑戦しながらパワーを出し切ってきた。初日から足にきていたけど、手応えを感じている。自分たちが目指すスタイルを最後まで貫いて勝つことができたのは、今後に向けて大きい」


苦しんだからこそ、つかんだものがある。

世界で勝つための挑戦。

その答えを探しながら戦いそれでも勝ち切った。


次戦は8月14日から神奈川県藤沢市・鵠沼海岸で開催される全日本選手権大会。

昨シーズン 準優勝の借りを返すとき。


その前後には初のワールドツアーが待っている。


勝ちながら、変わる。

勝ちながら、強くなる。

水町/黒澤はさらなる進化を追求していく。

試合結果


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NEXT GAME


日程:8/14(金)~16(日)

大会名:ビーチバレージャパン JVA第40回全日本ビーチバレーボール選手権大会 男子

会場:神奈川県藤沢市・鵠沼海岸

〒251-0037 神奈川県藤沢市鵠沼海岸1丁目17−3

出場選手:マルキ ナシム、安達 龍一、水町 泰杜、黒澤 孝太


マッチスケジュール:こちらをご参照ください

https://www.jva.or.jp/beach_domestic/2026/championships/japan/


日程:8/21(金)~23(日)

大会名:ビーチバレージャパンレディース JVA第37回全日本ビーチバレーボール選手権大会 女子

会場:せんなん里海公園ビーチバレー競技場

〒599-0301 大阪府泉南郡岬町淡輪地先

出場選手:秋重 若菜、溝江 明香


マッチスケジュール:こちらをご参照ください

https://www.jva.or.jp/beach_domestic/2026/championships/japanladies/

Photo Gallery


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