2026/08/31

「熱狂しよう!」愛知・名古屋2026 開幕直前 トヨタグループ合同アスリート取材会


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トヨタは8月31日、愛知県豊田市のトヨタ会館でアジア大会・アジアパラ大会に向けた取材会を実施した。


会場には、円盤投げ、ソフトボール、バスケットボール、3×3、ハンドボール、柔道、セーリング、パラ陸上、パラアーチェリー、座位バレーボールに出場する23名のアスリートたちが集まった。


地元・愛知で実施されるアジア最大級のスポーツの祭典に向けて、トヨタグループは、モビリティの提供、競技用具の開発、施設の提供、従業員ボランティアなど、さまざまな形で大会を支えている。大会の主役であるアスリートに最高のパフォーマンスを発揮してもらえる環境をつくりたいという、アスリートファーストの想いが根底にある。

トヨタにとってスポーツとは?


トヨタがここまでスポーツに力を入れている理由は会社創業期にみることができる。創業者の豊田喜一郎が自動車部とともに運動部をつくって以来、スポーツはトヨタの企業活動とともに歩んできた。


Never Give Up、Challenge、Teamwork、Respectというスポーツの持つ価値観、最後まであきらめず、仲間のために闘う。そんなスポーツの力を「トヨタらしさ」と重ねてきた。


現在では、トヨタ自動車だけでなく、グループ会社、さらに世界各地で挑戦するアスリートを「Global Team Toyota Athletes(GTTA)」として応援している。

アジアの舞台へ。「負け嫌い」な仲間たち


今回、アジア大会・アジアパラ大会に出場するGTTAは、11カ国から、アジア大会58名、アジアパラ大会23名の計81名が挑む。

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この日の取材会には、アジア大会に出場する19名、アジアパラ大会に出場する4名、総勢23名のGTTAが参加した。その顔ぶれを見ていくと、今大会の見どころも見えてくる。


ソフトボールは、アジア大会7連覇を目指す。東京2020を最後にオリンピック競技から外れたが、2年後のロサンゼルス大会では復活する。トヨタ自動車レッドテリアーズ、豊田自動織機シャイニングベガの選手たちが、再び世界へ向けて、まずはアジアの頂点を狙う。


バスケットボールは、1998年以来28年ぶりの金メダルへ。今年のWリーグファイナルで優勝を争ったトヨタ自動車アンテロープスとデンソーアイリスから5人が集まった。国内ではライバル。しかし今度は、ともにアジアの頂点を目指す仲間になる。高校や大学時代にもつながりのある5人。その関係性にも注目したい。


ハンドボールも、トヨタグループのライバル関係が面白い。国内リーグでは、豊田合成ブルーファルコン名古屋とトヨタ車体ブレイヴキングス刈谷が何度も優勝を争ってきた。国内でしのぎを削ってきた選手たちが、日本代表では同じユニフォームを着て戦う。


セーリングでは、前回杭州大会4位の池田健星選手がiQFOiL級で雪辱を期す。49erFX級の永松瀬羅選手・田中美紗樹選手は前回大会銀メダル。その一つ上を狙う。


アジアパラ大会では、陸上の石田駆選手が今年100mの日本記録を更新。東京パラリンピックは無観客、パリ大会には出場できなかった。今度は地元・愛知で、大勢の観客から声援を受けて走る。


石山大輝選手はパリパラリンピックで日本選手団の旗手を務め、今年、走り幅跳びから短距離へ転向。大分トヨタの篠原彩選手は、リハビリをきっかけにパラアーチェリーを始め、2018年ジャカルタ大会で銀メダルを獲得した。柔道の渡邊聖未選手はフィリピン代表として出場する。

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アスリートのために、グループでできること


アスリートが最高のパフォーマンスを発揮できるように、トヨタグループもさまざまな形で大会をサポート。その一つがモビリティだ。取材会場には、大会専用ラッピングを施した燃料電池自動車MIRAIが登場。聖火リレーやマラソン競技の先導車などとして、アスリートのすぐ近くで大会を支える。


支援はクルマだけではない。練習会場や宿泊施設の提供、従業員ボランティア、モバイルトイレ、移動が困難な子どもたちの観戦ツアーなど、さまざまな場所に広がっている。アイシンは、聴覚に障がいのある人とのコミュニケーションをサポートする音声認識システム「YYSystem」を提供する。

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アスリートと「一緒に闘う」


アスリートに寄り添う、その姿勢がよく表れているのが、パラスポーツの用具開発だ。


アジアパラ大会の車いすテニスに出場する三木拓也選手。パリ2024パラリンピック男子ダブルス銀メダリストの三木選手が使用する競技用車いすのシート開発に、トヨタのモビリティツーリング部 岐部健太が携わっている。


車いすテニスは、健常者と同じ広さのコートを車いすで動き回る。長時間のゲームを戦い抜くうえで、身体と車いすが一体となることが重要になる。どうすれば疲れにくくなるのか。どうすれば身体をしっかり支えられるのか。どうすれば、三木選手のパフォーマンスをもっと引き出せるのか。三木選手の感覚を聞きながら、試行錯誤を繰り返してきた。

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岐部は、その関係をこう語る。「アスリートと一緒になって闘っている、そんな気持ちです」


パラスポーツには、人と道具が融合して闘うという側面がある。モノづくりの技術を使って、アスリートと一緒に闘う。これも、トヨタだからできるスポーツへの関わり方の一つだ。


今回、そんな三木選手と岐部の関係を描いたCMも制作された。

車いすテニス 三木拓也とシート開発者 篇

「ひとりじゃないから、私はできる。」


大会に向けて展開するCMに共通するメッセージは、「ひとりじゃないから、私はできる。」


努力、才能、センス。常に自分と向き合って、ひたすら自分を磨いて、アスリートは強くなる。


でも、それだけじゃない。支えてくれる人がいることで、高め合える仲間がいることで、声援を送る人がいることで、自分でも想像しなかった自分になれる。


三木選手と岐部だけでなく、さまざまなアスリートと、その挑戦を支える人たちの姿をCMで描いている。

ソフトボール 石川恭子とお母さん 篇

パラ水泳 アーニー・ガウィランと一緒に泳ぐ仲間 篇

円盤投 湯上剛輝と奥さま 篇

アスリートがフィールドで見せる雄姿は、一瞬かもしれない。しかし、その一瞬にたどり着くまでには、家族、仲間、開発者、職場の同僚など、さまざまな人との長い時間がある。


そして、アスリートを支える存在は、身近な人たちだけではない。会場から送られる「声援」もまた、アスリートの力になる。

応援もアスリートの力に


2021年、東京2020オリンピック・パラリンピックは、多くの競技が無観客で行われた。東京大会に出場した元新体操日本代表で、現在トヨタイムズスポーツのアスリートキャスターを務める竹中七海は振り返る。


「東京オリンピックに出場しましたが、そのときは無観客で静かな大会でした。」


豊田章男社長(当時)は、海外から来るトヨタのアスリートが孤独な想いをせず思う存分戦えるよう、国境に関係なく「トヨタの仲間」として応援してほしいと呼びかけた。


その想いから始まったのが、トヨタイムズスポーツだ。今回のアジア大会・アジアパラ大会では、映像配信権を取得し、大会期間中は毎日GTTAの活躍を届けていく。


選手を知る。競技を知る。その背景にある物語を知る。

知る人が増えれば、応援する人が増える。その声援もまた、アスリートの力になる。

パリ2024ではオリンピックだけでなく、パラリンピックでも大きな声援と熱狂があった。

だからこそ今度は、地元・愛知で。


会場に足を運ぶ。テレビや配信で見る。ボランティアとして参加する。関わり方は一つではない。

アスリートを中心に考えるからこそ、その舞台を熱狂でいっぱいにしたい。


支える人も、伝える人も、応援する人も、みんなでアスリートの力になる。

「あのとき、分かち合えなかった昂ぶりを、今度はみんなで。」

アジア大会、そしてアジアパラ大会。今度は、みんなで熱狂しよう。


アジア大会は9月19日、アジアパラ大会は10月18日に開幕する(一部競技は開会式前に先行開催)。

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ちなみに…


豊田章男は1978年にバンコクで行われたアジア大会に日本代表のホッケー選手として参加している。戦績は4位。その話題になると「当時、足が速いだけで代表入りできた…」と本人は笑いながら謙遜する。

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