2024/05/15
5月10日のトヨタイムズスポーツは、男子バスケットボールを特集。5シーズンぶりのBリーグ年間優勝を目指すアルバルク東京は、放送日の夜から始まったチャンピオンシップの準々決勝(クォーターファイナル)に出場した。
前年王者の琉球ゴールデンキングスに残念ながら敗退してしまったが、大一番に意気込む選手たちへのインタビューや、今季の戦いを振り返る解説を見て、来シーズンに向けあらためて応援のボルテージを上げよう! アルバルクWE!
時計の針を戻し、5月4日のレギュラーシーズンの最終戦。アルバルクはレバンガ北海道に勝利し、東地区2位という結果になった。この試合では、新人の頃にアルバルクに在籍していたレバンガの桜井良太選手の引退セレモニーが行われ、豊田章男会長からメッセージが寄せられた。
試合終了後に桜井選手を拍手で見送るアルバルクの選手たちに向けて、桜井選手から「CS頑張ってください!」と熱いエールも。その模様はアルバルクの公式Xに掲載されている。
女子バスケの元日本代表で銀メダリストの三好南穂アスリートキャスターは、今季のアルバルクの強さは、平均失点69.75の「ディフェンス」にあると解説。「失点はここ数年着実に減っていて、70点を切るのはなかなか難しいんです。アドマイティスHC(ヘッドコーチ)が2年目になって、(ディフェンス強化が)チームに浸透してきたと思います」と語った。
チャンピオンシップに向けてディフェンスリバウンドの重要さを語る、デイニアス・アドマイティスHCのインタビューは28:53から。
ディフェンス面でエースキラーの役割を担うのが小酒部泰暉選手。「日本代表や上手い選手とやる時は、個人として楽しいという気持ちもありますし、チームからマッチアップを任せられることはうれしいと思います」と語る。
相手を止めた小酒部選手が“ニヤリ”と見せる笑みが、ファンの間でも評判になっている。本人は「自分ではあんまりわかんないです」と話しているが、シャイな小酒部選手は優勝した時にどんな笑顔を見せてくれるのだろうか。インタビューは14:46から。
新加入のテーブス海選手は、ポイントガードとしてチームを牽引した。「負けた試合から学んで成長できたシーズン。試合の出だしから自分たちのインテンシティ(強さや激しさ)だったり普段やらないといけないことを遂行できないと、負けにつながるのをあらためて実感した」と振り返る。
父親は女子バスケ富士通レッドウェーブのBT・テーブスHC。Wリーグの優勝を決めたファイナル3戦目を観戦したそうで、「お父さんが何回も決勝に行って負けたのも分かっていたので、シンプルにお父さんのためにうれしかった。その気持ちが落ち着いたら、自分のチームが優勝できるように頑張らないといけないというモチベーションに変わりました」と話していた。
父子優勝を目指すテーブス選手へのインタビューは22:35から。
ザック選手からは、優勝した際のごほうびをおねだりする発言も。豊田会長は「佐藤社長に、頼んであげるよ」とコメント。そんなチャット欄の動向も面白い、ザック選手のインタビューは32:33から。
今回の「RoadtoPARIS」(38:31から)のコーナーは、冬季パラリンピック(パラアルペンスキー)で9個のメダルを獲得し、現在はパラ陸上に専念してパリ大会を目指している村岡桃佳選手。放送中もチャット欄にコメントを投稿し、5月17日から25日まで神戸で開催される世界パラ陸上選手権への応援を呼び掛けていた。
毎週金曜日11:50からYouTubeで生配信しているトヨタイムズスポーツ。次回(2024年5月17日)は、その世界パラ陸上を特集する。パリ大会の出場権獲得に向けて、車いす100mと800mに村岡選手が出場するほか、100mに石田駆選手、走幅跳に芦田創選手、車いす1500mに鈴木朋樹選手、やり投に高橋峻也選手が出場予定。三好キャスターが現地の様子をお伝えする。ぜひ、お見逃しなく!
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