2025/11/11

日本記録を目指して!鈴木朋樹 大分国際車いすマラソンへ挑む


昨年のパリ2024パラリンピックで銅メダルを獲得後、出場した全てのマラソンレースでメダルを獲得。快進撃をみせている車いす陸上の鈴木朋樹。

次なる大会は11月16日(日)に開催される「第44回 大分国際車いすマラソン」。

世界で初めての“車いすだけのマラソンの国際大会”として1981年から開催されている本大会は、世界最大・最高レベルの大会として注目を集めています。

大分県民の方々が選手たちを温かく迎え熱い声援を送る、参加選手にとっても非常に楽しみな大会、男子マラソンには世界各国から56選手が出場予定です。

鈴木朋樹 Q&A 大会への想い


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Q:パラリンピックの翌年の今シーズン、どのように競技と向き合っていますか?


鈴木:今年はちょっとゆっくりさせてもらっています。

昨年のパリパラリンピックに向けて、やはり気持ち的にもちょっとしんどい状態でした。次のロスに向けてというのを考えると、今年は特に大きい目標は設けず気持ち的なリフレッシュを優先しています。

その結果、また新たに陸上に挑戦したい、記録に挑戦したい、次のロスではパリで獲ったメダルよりも良い色のメダルを獲りたいという気持ちがどんどん高まってきています。

Q:今シーズンラストの大会ですが、どんな大会にしたいですか?


鈴木:全てのコンディションが整えばというところではありますが、やはり2021年に大分で自分が記録を出した、日本記録(1:18:37)ですね。そこを狙っていきたいと思っています。

今年はコンスタントに表彰台に上がっているっていうこともありますし、3月の東京マラソンでは1時間20分切りを達成できました。大分はすごくコンディションが良いコースですので、コンディションさえ整えば日本新記録を狙えるんじゃないかなという気持ちはあります。

Q:パリパラリンピックの金メダリスト マルセル フグ選手はどんな存在ですか?


鈴木:やはりまだ手の届かない存在だなというのが一番強いですね。

まだまだ彼に勝つというイメージがつかないです。

でも、一緒にレースを展開していくイメージはある程度できています。

本当に手の届かない存在ではあるんですけど、やはり自国での歴史ある大会で優勝することはすごく大きなことだと思っています。過去に日本人の先輩たちが優勝するために切磋琢磨してやってきて、そして大分という場所で大会が盛り上がってきていて、海外からも選手が来るような大会になっているので、やはり日本人としてここで優勝することは、すごく大きいものがあると思っています。

そういう気持ちを持って臨まないと優勝できるものも優勝できないと思っているので、そういったマインドでいます。

Q:大会への意気込みをお願いします


鈴木:タイムを出せる機会が滅多にないので、コンディションが良い場合は、そのチャンスをしっかりと手に入れていきたいなと、日本記録をしっかりと狙えるように頑張っていきたいと思います。

【2025年 鈴木朋樹 レース出場マラソンレース結果】


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【大会情報】


第44回大分国際車いすマラソン | 公式サイト

☆テレビ中継 11月16日(日)あさ9:55~BS TBSで生中継

番組告知動画

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