2025/07/09

よく食べる高卒ルーキー森、明るく元気な秋重に注目! 新生ビーチバレーボール部


Image

7月4日のトヨタイムズスポーツは、本格的なシーズンを迎えたビーチバレーボール部を特集した。

創部10周年を迎えた今年は、世代交代が一気に進んで19歳から27歳までの若いメンバーで臨む。ライバル、ときにはパートナーでもある選手たちのキャラクターやお互いの関係は? 新生ビーチバレーボール部の6人をたっぷり紹介する。

創部10年を迎えて一気に世代交代


衣浦工場を本拠地に国内外で活躍する選手を輩出してきたビーチバレーボール部が、7月1日に創部10周年を迎えた。昨年にベテラン選手の引退や移籍が続き、今年は新人2人が入社。個性豊かな若手6人の体制となった。

Image

スタジオには、女子最年少から最年長になった4年目の山田紗也香選手と、OGの橋本涼加さんがアスリートキャスターとして出演。 けがから復帰して肌が日焼けしつつある山田選手と、昨年に引退してすっかり白くなった橋本キャスターが並ぶ姿は対照的だ。

Image

橋本キャスターは、5月に行われたジャパンツアー大阪大会も取材。出場した秋重若菜選手、森愛唯選手、水町泰杜選手にインタビューしたほか、 エグゼクティブ・アドバイザーの川合俊一さんにも新人選手の印象を聞いた。その模様は12:45から。

先輩やレジェンドも驚いた、森愛唯の才能


最初に紹介するのは、高卒新人の森愛唯選手。インドアのバレーではレシーブする機会の少ないミドルブロッカーのポジションだったが、全てのプレーをそつなくこなすオールマイティーな選手だ。本人は筋力強化を今年の目標に挙げている。

Image

黒髪ボブの髪型でおとなしい印象だが、先輩たちは「(中身は)ギャルっぽい」と語る。スマホケースにピンクのヒョウ柄のアクセサリーなどがジャラジャラと付いているそう。運転免許を取ったばかりで、助手席にはくじで当たった巨大なぬいぐるみが鎮座している。

Image

そして、川合さんをも驚かせたというのが、たくさん食べる才能。焼肉店でご飯大盛り4杯の後に、デザートで冷麺を食べたという。その大食い能力は、食事しながらのインタビューでも発揮され、おにぎりを6個完食し、おみやげに3個持ち帰っていた。

クルマもビーチも初心者マーク、秋重若菜の意外な趣味


もう1人の新人の秋重若菜選手は、早稲田大学を卒業してビーチに転向。ゲストの山田選手は「勢いのある選手。セオリーがわかってきたらすごく強くなる」と評している。

Image

会った人は誰しも印象に残るのが、笑顔と明るいキャラクター。番組でも、新人特集のクイズ大会で、リーダーとして仲間をグイグイ引っ張った。意外にも、小説を読むのが好きという一面もある。

「試合で勝つのがまず目標です。勝つと自分の自信になって成長できるのを、これまでのバレー人生で実感したので。 勝って自信にして、もっとビッグになっていきたい」と語る秋重選手。自身のクルマも初心者マークを3つ並べてアピールしている。

Image

新人2人のモグモグインタビューは26:07から。

Image

二刀流に磨きをかける水町泰杜


昨年からインドアのバレーとの二刀流に挑戦している水町泰杜選手は、「インドアのファンが見に来てくださったり、ビーチのファンがインドアに来てくれたり、高校生や大学生もビーチに挑戦する人が増えていると聞いている」と、その成果を実感。「今シーズンは、ビーチのもう少し踏み入ったところをやれたら」と抱負を語る。

Image

7月にドイツで開かれるワールドユニバーシティゲームズでは、インドアとビーチの両方の日本代表に選出された。海外の選手を相手に、短期間で切り替えるリアル二刀流という難しいチャレンジに臨む。

ビーチバレーボール部では男子最年少ながら、インタビューでは先輩2人を引っ張る存在であることは変わらず。水町選手のコミュ力の高さと、先輩たちの成長が感じられる男子選手インタビューは38:22から。

Image

ダイナミックさが持ち味の安達龍一


2年前の新人特集で魚をさばく姿を披露した安達龍一選手は、橋本キャスターのイチ推し選手でもある。「身体も大きいので、ダイナミックなプレーが特徴。普段は物静かで、ギャップがかわいらしくて」と、先輩からの応援メッセージを受けていた。

今シーズンはブロックの駆け引きなどに取り組んでおり、「前回大会のスイスでのプロツアーで上がり調子になってきたので、この勢いでジャパンツアー優勝を目指したい」と話していた。

Image

マルキ ナシム「マルちゃんと呼んで」


最年長になったマルキ ナシム 選手は、6月末のジャパンツアー立川立飛大会で3位に入賞。OGの溝江明香さんとの間に生まれた第1子を抱いて、表彰台に立った。マルキ選手が194cmあるのでわかりにくいが、お子さんもかなり身体が大きいそうだ。

Image

「来年の愛知でのアジア大会に向けて、国内でぶっち切りの 1 位を目指し、勝ちグセをつけるために頑張っています」と語るマルキ選手。後輩たちとも「バチバチになる」と宣言していた。その一方で、「マルちゃん」の新しい愛称を部内に定着させて、新人たちとの壁をなくしたいと語った。

山田紗也香が手作り菓子をスタジオ持参


最後の6人目は、スタジオの山田紗也香選手。右腕を骨折したことによって、今は利き手でない左手でプレーしており、どちらの手で打ってくるかで相手を「惑わせていきたい」と語る。同じような箇所を先に負傷していたマルキ選手のプレーが大きな参考になったという。

森田京之介キャスターは「山田さんといえば、第一印象は漬け物の人」と言う。3年前の新人特集で趣味が漬け物だと告白していたが、遠征があるために、続けることができなくなったとのこと。

代わりに始めたのが、お菓子作りだという。手作りの「チョコレートサラミ」をスタジオに持参すると、森田キャスターは「おいしい!」と番組の進行を止めて味わっていた。

Image

陽キャ2人の熱気で、先輩たちもヒートアップ?


番組ではインタビューをもとに、6人の部員たちの相関図を作成した。マルキ選手が「バレー部に太陽が2個ある感じ」と話すように、早稲田大学の1年先輩後輩である水町選手と秋重選手が、先輩たちにプレッシャーをかけているという構図。生放送中に「えのき」の名前でチャットに参加していた森選手が、今後どう絡んでいくかも気になるところだ。

Image

2つの太陽でよりアツさを増したビーチバレーボール部の6人。お互いに切磋琢磨して、試合でもっとアツいプレーを見せることを期待しよう。現地で観戦すれば、猛暑を忘れさせてくれるはず!

毎週金曜日11:50からYouTubeで生配信しているトヨタイムズスポーツ。次回(2025年7月11日)は、レクサスアスリートに加わったサッカーの遠藤航選手を特集する。キャプテンとしての覚悟、日常の思考、未来へのビジョン──世界で戦う"人間 遠藤航"の魅力を、単独インタビューで深掘り。ぜひ、お見逃しなく!

関連

ビーチバレーボール

,

トヨタイムズ

,

トヨタアスリート

,

ビーチバレー

,

トヨタ

,

ビーチバレーボール部