2025/04/09

トヨタのこと、ちゃんと知ってる? 新人アスリートがクルマ屋のクイズに挑戦


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4月4日のトヨタイムズスポーツは、新人アスリートを特集した。今年トヨタに入社した選手は総勢23名。番組では彼らの入社式や研修に密着しただけでなく、クイズ企画を特別に用意した。入社後は知っているのが当然になるトヨタの基礎知識を問われ、新人たちは同期の仲間と協力してクイズに取り組み、クルマ屋としての一歩を踏み出した。未来のトップアスリートたちの初々しい姿は、10年後には貴重映像になるかも?

作業着姿の23人をプロフィール紹介


今年のトヨタに精鋭たちが入社した。春のスペシャル第3弾で特集した卓球の張本智和選手や、第2弾に登場した3人の個人アスリートたちだけでなく、強化運動部にも即戦力や将来有望な新人が加入。今回のプロフィール写真は競技のユニフォームではなく、仕事のユニフォームである作業着姿というのが新鮮だ。

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最初に紹介するのがラグビー部ヴェルブリッツ。ルーキー3人は全員が帝京大学出身で、在学中は大学選手権で4連覇を果たした。青木恵斗選手は高校から6年連続日本一で、すでにリーグワンにも出場している。

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硬式野球部レッドクルーザーズには、7年ぶりに高卒ルーキーが加入した。高校日本代表でバッテリーを組んだ高尾響投手と箱山遥人選手、ストレートに威力のある村上凌久投手の3人。大卒は外野手のW西村選手。トヨタイムズスポーツの動画でも新戦力を特集している。

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女子ソフトボール部レッドテリアーズは大卒2人と高卒2人。成瀨結衣投手は中京大学で3年生のときに大学日本一に輝き、浦川美桜選手はU18日本代表に選ばれたキャッチャー。次週の4月11日の放送でも女子ソフトを特集する!

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陸上長距離部の小林亮太選手は東洋大学出身。

女子バスケットボール部アンテロープスのオコンクウォ・スーザン・アマカ選手は身長186cmのセンターで、Wリーグでもアーリーエントリーで活躍している。

ビーチバレーボール部は2人の新人を迎え、森愛唯選手はビーチにも取り組みながら今年の春高バレーで優勝した。

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スケート部は3人。中島未莉選手は昨年の全日本距離別で3冠を達成し、ワールドツアーにも参戦している。

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個人アスリートは、先日入社会見を行った卓球の張本選手含むパリ大会を経験した4選手。

「Wovenの意味は?」トヨタクイズにチャレンジ


入社式前日の3月31日、高岡工場での研修を終えた20名の新人を待ち受けていたのは、森田京之介キャスターと竹中七海アスリートキャスター。トヨタの一員としてこれだけは知っておくべき基礎知識を学んでもらうため、「クルマ屋へようこそ! でもトヨタのことちゃんと知ってる?」というクイズを企画した。

出題された問題はこちら。

Q. トヨタ自動車の創業者は誰でしょう?

Q. 世界中で知られ、研究されているトヨタのモノのつくり方を何という?

Q. 豊田章男会長が学生のときにやっていたスポーツは?

Q. 豊田章男会長が試合前のアスリートにかける言葉は?

Q. 「□が人を鍛え、クルマを鍛える」(空欄に入る言葉)

Q. トヨタグループが進むべき方向を示したビジョン「次の□を□しよう」(空欄に入る言葉)

Q. Woven City(ウーブン・シティ)のWovenの意味は何でしょう?

新人たちはくじ引きで5人1組の4チームに分かれて、クイズに挑戦。異なる競技の同期と相談しあって回答を考え、早くもチームワークを発揮していた。

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楽しいムードでクイズが進行する中、トヨタ生産方式(TPS)の本質が効率化ではなく「自分以外の誰かのために」であるという解説には、新人たちも真面目な表情で聞き入っていた。

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フレッシュな新人らしさが爆発したクイズ企画は10:20から。

豊田会長が憑依? ビーチに転向の秋重若菜


クイズで最も活躍していたのが、ずっと笑顔を絶やさないビーチバレーボール部の秋重若菜選手だ。生放送中のコメント欄でも「頼もしかった」「若菜天才」などのコメントが寄せられていた。

リーダーを決める際には、雰囲気を察して「私です!」と自ら立候補。「自分がもし豊田章男会長だって憑依させたときに、熱い会長なのでこう思うんじゃないかと思いました」と説明した回答は見事な正解で、チームを優勝へと導いた。

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大阪府出身の秋重選手は、早稲田大学で3年からバレーボール部のキャプテンを務め、インターン選手としてVリーグデビューも果たしている。ビーチの経験は浅いが、ベテラン選手が抜けておとなしいと言われる先輩部員たちをグイグイ引っ張ってくれる存在になりそうだ。

高尾響がレジェンド佐竹の背番号を継承


初々しさが目立つのは、硬式野球部の高尾響投手。高校の部活の引退後も卒業式まで丸坊主だったそうで、伸びかけの髪が新人らしい。キリッとした眉毛が印象的で、今後は髪型の変化にも注目だ。

高尾投手は広陵高校で1年生からエース。甲子園には4大会連続で出場し、高校日本代表でも活躍した。トヨタでは、昨年引退した“ミスター社会人野球”佐竹功年さんの背番号「19」を受け継ぐことに。ドラフトで指名されなかった悔しさを胸に、さらなる成長を期す。

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小林亮太選手が円周率100桁のラストスパート


クイズの優勝チームのごほうびは、トヨタイムズスポーツYouTubeチャンネルでの1分間PR動画。秋重選手のほか、レッドテリアーズの野口芽生選手、レッドクルーザーズの村上凌久選手、パラ水泳 南井瑛翔選手らが自身をアピールした。

1分間を見事な構成で使い切ったのが、陸上長距離部の小林亮太選手。特技である円周率100桁の暗唱でラストスパートを披露し、しっかりとオチも見せた。

5人のショート動画はこちらから。

入社式と研修の模様にも密着


入社式の当日は、前日の番組収録の効果もあってか、新人たちはカメラを向けられてもリラックスした表情。春の甲子園で優勝経験のあるレッドクルーザーズの箱山遥人選手は「職場に方々に勇気や元気を与えるのと、しっかり結果で恩返しすることが大事」と決意を語っていた。

入社式と前日のアスリートセミナーの模様は5:54から。

今回は張本智和選手が海外転戦中で参加できなかったように、選手として活躍すればするほど、同期が一堂に会する機会は減っていく。それでも、同期の存在は、お互いに大きな励みとなるだろう。トヨタアスリートとしての彼らの成長を温かい目で見守っていきたい。

毎週金曜日11:50からYouTubeで生配信しているトヨタイムズスポーツ。次回(2025年4月11日)は、女子ソフトボール部を特集する。JDリーグ3連覇を目指すレッドテリアーズだが、エースの後藤希友投手が移籍するなど、チームが大きく変わった。開幕前に、気になる投手陣や打線、注目の選手などを取材した。ぜひ、お見逃しなく!

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